写研が好きです (2012.4.30)

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*この日記は、前blogからのサルベージ記事です。
*2012/4/30に書きました。
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写研が好きです

写研が好きです。
そのことに気付いたのはごく最近です。
きっかけは漫画なんですが、気付いた経緯といまの気持ちをまとめておきます。
全然まとまってないんですが、乱文失礼します。

漫画のセリフに使われている文字は、写研という会社の書体が多いらしい

以前のジャンプのふきだしは、写研という会社から出されている書体で作られていたそうです。
私がそれを知ったのは、ジャンプのふきだしが写植からDTPに変わり、それに伴って写研が使われなくなったという、2010年の事件のときです。
http://ameblo.jp/pre--sea/entry-10541235865.html
http://kata39.com/index.php?ID=1710

写研という会社は、パソコンで使えるフォントを作っていないそうです。
「写植」というのはただ「漫画の台詞を機械で書くというだけの行為」をさすのではないんだそうです。
「写植機」という、パソコンではない「写植専用の機械」を使うそうです。
写研の書体を使うには、現在、この「写植機」を使うしか方法がないそうです。

「ジャンプの本文の文字がDTPで組まれるようになる」ということは…
文字の編集を写植機を使わず、パソコンで行うことになる。
つまり、写研の文字を使わないようになるということなのだ、というのを、この事件のときに初めて知りました。

そのときから、私はなぜかジャンプの台詞の文字がおかしくなったように感じました。
上で挙げたようなブログを読んで、すぐに「写植」とか「DTP」とかそういうことを理解したわけではなかったですが…。
でも確かに「何かが変わった」という違和感を感じました。

「今まで使われていた字が一切ない。何かおかしい。」
「今まで使われていた字に代わって似たような書体が使われているけれど、何かおかしい…。」
「これはなんだか好きになれない。
漫画の絵やストーリーに変化があるわけじゃないのに、何か楽しくない。
気になって集中できない。」

こんな違和感でした。
「この違和感は、何年かすれば気にならなくなるかな…」
と思ってたけど、むしろ時が経てば経つほど違和感が増していくばかり。
結論として、
「私は、今ジャンプで使われてる書体はどんなに頑張っても好きになれないんだ」と、ある日気付きました。
「努力すれば好きになれるとかそういう問題じゃない」と。
そして、今まで使われていた写研書体のことを、自分でも知らなかったけれど、ずいぶん好きだったんだということに気付きました。

自分でも気づいてない所にたくさんあったはず

漫画以外にももちろん写研の文字はいろんなところで使われていたはずだと思うんですが…。
最近あまり見かけないような気がします。
パソコン用のフォントがないんじゃ気軽に使うことはできないんだから、あまり見かけないのも仕方ないんでしょう。
仕方ないけど…寂しいです。

時が経てば経つほど新しいフォントが誰かの手によって作られてゆく。
結果、写研の文字は、後世に生まれた・今後生まれる別の書体に押し出されて変わられて、まったく見かけることができない世界がいずれ来るのかもしれない。
そう思うと…
そんな世界は嫌だし、悲しいです。

写研から違うフォントに変わった漫画雑誌を読むのが辛くなってきた

辛いのはやっぱり、最初にも挙げたように、書体が変わったジャンプを読むことが辛いです。
「私は漫画が好きだ」と思ってたけど…
漫画は、絵や話やコマ割りだけでできてるんじゃなくて、文字の形も大きく影響するんだなと改めて気付かされました。
漫画は書体の選定も込みで総合芸術だと思います。

DTPでも写研書体を使えるらしい

写研が開発した電算写植機を持っている会社さんがあって。
「アウトラインサービス」というのをやっている会社があって。
それを利用すればDTPでも写研の書体を使うことができるらしいと知りました。

http://ryougetsu.net/link_inji.html
http://www.daj.ne.jp/font.php?app=FontService&action=faq

私もいつかそれを使って、写研書体を使った印刷物を作りたいです。
その日のために、少しずつでも写研書体を知る勉強をしたいと思い、
自分が知ったことをブログに記録していきたいと思います。
posted at 2012.4.30